オーガニックライフ~なぜオーガニックライフ?~

 

本日は、なぜオーガニックライフが必要なのかについてお話したいと思います。

 


目次

 


オーガニックライフのきっかけは「自家感作性皮膚炎」

私のオーガニックライフは、ひょんな虫刺されが原因でかなり重いアレルギー性の皮膚炎になってしまったことがきっかけでした。
虫に刺されてからしばらく経ってものかゆみが治らなかったため、何件も病院を訪ねました。しかし、そこで処方されるのは抗アレルギー薬(飲み薬)ステロイド(塗り薬)でした。半年ほどは、医者の言うことを信じて毎食後飲む薬を飲み、お風呂上がり中心にステロイドを塗るという生活をしておりました。確かに薬を飲んだり塗ったりしたときは一時的にかゆみは収まるのですが、結局時間が経つと猛烈にかゆくなる→かきむしるの繰返しで、一向に症状が良くなる気配はありませんでした。
それどころかいつの間にか、虫刺された患部だけでなく、手足中に水泡状の湿疹が出てきてしまいました。その時診断されたのは、「自家感作性皮膚炎」でした。


治らない原因の追求

こうした経緯の中で、薬に頼っているだけでは絶対に治らないと本能的に確信しました。
そこで、一番最初に私が相談したのは、東洋医学の専門家の方でした。東洋医学の考えには「気・血・水(き・けつ・すい)」という考え方がありますが、私はその中でも「血」の状態が最低レベルだとはっきりと言われました。私の「血」は知らず知らずのうちにドロドロになっていたのです。
当時の私は、バリバリの営業ウーマン。朝から晩まで仕事中心で、自身の身体のことは二の次でした。仕事があればお昼を抜いてでも仕事優先で、夜には暴飲暴食。また、甘いもの大好き、コーヒー紅茶大好き、お酒大好き、油料理大好き…と食生活は荒れ果てていました。もちろん荒れているなと自覚はしていたものの、若さゆえの過信だったのでしょう、どこか心の中で「自分はこうした生活をしていても健康だ」という理由のない自信がありました。
しかし、その専門家の方に「血」について指摘された瞬間、その考えは大きな間違いであったことに気付きました。自家感作性皮膚炎は、きっかけこそは虫刺されであったかもしれませんが、「もう耐えきれない」という私の身体の悲鳴だったんだなとここで初めて気付きました。

私のチャレンジ

こうした一連の流れから、私はライフスタイルを見直し、体の中から本気で体質改善しようと心に決めました。そこで、まず始めにしたことは、体に溜まっている毒を外に出すことからでした。

漢方薬

私の身体の異変を指摘した東洋医学の専門家に教えていただき、まずは「十味敗毒湯」という漢方薬を飲むことにしました。(※漢方薬の処方は自身で判断せず、必ず専門家に相談してください)
一般的に「~湯」と書いてある漢方薬は、「お湯で飲む」ことによって、より効果が増すそうです。私に教えてくださった専門家は、コップのお湯に漢方薬を溶かしてから飲んでも良いとまでおっしゃっておりました。

とにかく汗をかく

体の中の毒素は、尿はもちろん毛穴から出る汗から排出されます。ですので、湯船に入ったりヨガをしたりと、とにかく汗をかく機会を増やしました。

水をこまめに摂取

それまで、コーヒー紅茶で接種していた水分を水に置き換えました(オーガニックの考え方に出会ってからは、こんなに極端な置き換えはしなくなりましたが)。汗をかく分、意識をしてこまめに水を摂取するようになりました。


オーガニックとの出会い

本格的な体質改善を考えてから、私はとにかく様々な書籍を読んだり、健康に関する講習に参加したりと活動をしました。
その中でオーガニックとの出会いがありました。もともと食生活に問題意識があった私ですが、オーガニックを学ぶにつれて、これまで数十年何も考えずに口にしていたものや肌に塗っていたものの成分が、いかに人工的なものかを知り、本当に怖くなりました。日本では言葉こそ浸透してきたものの、まだまだオーガニックの本質は浸透していないと状況です。食品を始め、コスメや衣服など、人工的のものばかりで作られております。

 

なぜ、オーガニックライフか

これは本当にたまたまですが、私の不調とほぼ同じタイミングで、主人のロンドン赴任が決まり、私は勤めていた会社を退職をしてロンドンに帯同することになりました。オーガニック先進国であるイギリスでの生活を期に、本格的にオーガニックライフをスタートさせることにしました。
より健康でより安全な生活をし、自分はもちろん大切な人を守る!そんな想いのある方、米を白米から玄米に変える、今日食べるお肉をオーガニックのものにしてみる…小さなことからでもオーガニックライフはスタートできます。

身体は、食べたものから作られています。できることから変化させて、心も体も健康な生活をしたいものですね。