ウエストミンスター寺院~ゴシック建築~

記憶が新しいうちにとのことで…
先日ゴシック建築の代表例の1つウェストミンスター寺院へ行ってきました。

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(比較対象のカンタベリー大聖堂の記事はこちら▼)

カンタベリー大聖堂~ゴシック建築~ - THE HOME ~かえりたくなるイエ~

 

コロナの影響だからなのか、室内の写真は一切撮れなくなっていたのが残念でした。
以下の写真は、お借りしております。


世界遺産にも登録されており、戴冠式などの王室行事にも使われているウエストミンスター寺院。内装はカンタベリーに比べてゴージャスな感じがしました。

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また、イングランド最古の椅子やイングランド最古のドアが未だに残っており、使用されています。


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ここでは歴史の詳細については割愛しますが、こちらの椅子は戴冠式用に作られた椅子の中ではイングランド最古のもの。1297年頃にエドワード1世の命によって作成されたものとのことです。
当時は今とは椅子の概念も違って、座っている場所によって権力の強さを表していた時代。700年以上前に作られたものなので金箔は剥がれていますが、さすが国のトップが座るだけあって豪華な飾り付けだったことが伺えます。年期の入った木の感じからも古いものを大切に使うイギリスらしさを感じました。

 

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こちらは、イングランド最古のドアとのこと。参事会室の入口にあり、1050年頃に作られたものとのこと。今のようなプライベート空間という発想があったのかなかったのか…の時代に作られたドア。とっても大切な部屋であったことが伺えました。作りも頑丈で、取っ手や鍵のかかる部分もあり現代のドアの作りと大きく変わらないなぁと思いました。



同じような外装でも、細かい部分を見てみると用途などによって全然作りが違うという発見があった建築比較。時間を見つけてまた続けていきたいと思います。



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